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VR実証講座を行いました\(^o^)/

先日、金武本校の作業療法学科と理学療法学科、那覇校の理学療法学科の2年生を対象に「専修学校における先端技術利活用実証研究」としてVRを使った講義を行いました。

この研究事業は、文部科学省の委託事業であり全国津々浦々の専門学校様が協力されており、当学院はVRの開発から実証まで協力しています♫

講義は3部構成となっており、
①3D化された脳画像(もちろんイラストです)を見ながら部位の名称や機能などの復習
②事例を用いての評価項目の検討とOSCE(模擬患者さんへ一部の評価を実施するテスト)
③同じ事例への治療介入の検討と方法

です。

脳の画像を見ながらの復習は、それぞれのスマートフォンを活用しダンボールゴーグルを使用して各自実施しました。
目の前で3D画像をくるくると回転させながら名称やその機能を確認することができ、教科書などの切り取られた絵ではイメージしにくかった脳を立体的に復習することができていました。

OSCEでは、まずは実際に行っている動画を確認。
3D化されたイラストを360°動きながら確認しつつ言葉掛けなどを復習。
3Dイラストに合わせて声掛けなどを自ら実施の工程を行いました。
ゴーグルを掛けたまま、声掛けしながら動く姿は何とも不思議な光景でしたが、学生たちにとってはわかりやすく学びが大きかったようです。

今回は時間の都合上、治療介入の方法は動画の確認だけでしたが、患者さんのどの位置に自分が立つことがよいのかなど、言葉だけでは伝わりにくいことが映像を通して理解できていたようでした。

いろいろな影響で実際の臨床場面に関わりにくい昨今、また、平面図だけでは伝わりにくいことが、VRを通して体験したりわかりやすく伝えることができる、それを肌で感じることができる講義でした。

近未来はこんな風に、みんながゴーグルを付けて授業を受けるのが普通になるかもしれませんね。
当日はメディアの方々にも取材に来ていただきました😆
ご参加いただきました各メディアの皆様有難うございます!!

QAB様のニュース動画はこちらから!!
https://www.qab.co.jp/news/20221121158049.html

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