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ちむどんどん!沖縄のお盆あるある

こんにちは!

作業療法学科です。

新年度が始まり、早いもので4カ月が経ちました。

琉リハは前期試験も終盤にさしかかり、作業療法学科の皆さんはちゃんと乗り切れそうです!

さて、沖縄の夏の年中行事といえばお盆ですね(旧盆ともいいます)。

春に行われる清明祭(シーミー)に続く大きな行事のひとつとなります。

沖縄のお盆がなぜ旧暦で行われるかと言うと、中国文化の影響を受けているからとされています。祖先崇拝すなわち、ご先祖さまを大切にする風習が根付いているのですね。ちなみに今年の旧盆期間は8月10 日~12日となっています。

旧盆3が日の“呼び方”を下に示します。

1日目:「ウンケー」(ご先祖様をお迎えする日)

2日目:「ナカヌヒー」(中間の日)

3日目:「ウークイ」(ご先祖様をお送りする日)

沖縄の旧盆あるあるとは?

★その1★ 会社や学校が休みになる!

ご先祖を敬う気持ちが強いウチナーんちゅ(沖縄の人)の中には、仕事を休む人や最終日(3日目)の「ウークイ」には公立学校が休校になる市町村もあるほどです。

★その2★ 旧盆前にお墓掃除をする!

一般的なお盆では期間中に掃除をしますが、沖縄では旧暦の七夕にあたる日に一族のご先祖様が眠るお墓を掃除します。気合が入ってますね~(笑)。

★その3★ マクドナルドやケンタッキー、コンビニも旧盆商戦に参戦!

人口当たりの店舗数が全国一多いというケンタッキーはもちろん、近年は他のファーストフード店やコンビニエンスストアも”旧盆オードブル“的なカタチで参戦しています。

★その4★ あの世のお金“ウチカビ”でご先祖様をお見送り!

沖縄の旧盆やシーミーに欠かせない〝必須アイテム〟と言えば、「ウチカビ」と呼ばれる「あの世のお金(紙銭=カビジン、しせん)」です。旧盆最終日の「ウークイ」の日に、ウチカビを燃やして手を合わせて(ウートートー)ウヤファーフジ(ご先祖様)の霊を見送ります。

この「ウチカビ」ですが、

あの世での価値は1枚あたり1億円

と聞いたことがあります。

本当かどうかは誰も知りません(笑)。

以上、沖縄の旧盆あるあるでした。ここで紹介した“あるある”はほんの一部です。地域によって、それぞれの“あるある”がいっぱいあるので調べてみるのも楽しいと思いますよ♡

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