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2022.01.07 (金) コラム

コロナ禍における人材育成

コロナ禍における人材育成

昨年、世界はコロナウィルスが蔓延し、私たちの生活は大きく変化しました。

特に就職においては、日本はリーマンショック以来の就職氷河期が到来し、より即戦力・実戦力となる能力を携えた人材が、その少ない採用枠を勝ち取っています。

かつては学歴社会と言われ、大卒こそがステータスであったこの日本においても、「学歴」の価値が揺るぎつつあるのは、誰もが感じていることでしょう。

 

本校 琉球リハビリテーション学院は、名称の通りリハビリテーションのスペシャリストを養成する専門学校です。

ですが、琉リハが有する学科は、いわゆる「リハビリ」の分野には留まりません。

   

理学療法学科、作業療法学科はもちろん、リハビリテーションをあらゆる面からとらえ、スポーツ障がい分野を得意とする柔道整復師を養成するメディカルスポーツ柔道整復学科があります。

この学科ではその名に掲げている通り、スポーツで発生する障がいをメディカルな目線でとらえ、従来の「整骨院の先生」だけに留まらず「医療の専門知識を有したスポーツトレーナー」を目指すことができます。

さらに、先に挙げた理学療法学科・作業療法学科に関しては、日中働きながら通うことのできる夜間主も設けています。

そして、これらの修業年限はいずれも3年となっており、最短で国家資格取得への切符を手にすることができるのです。

 

実は、リハビリ系の夜間学科で3年制をとっている専門学校というのは、全国的にも非常に珍しいもの!

カリキュラム的には可能であるものの、講義進行のペースや学生の日常生活への影響などの観点から、余裕のある4年制を採用する専門学校が多いようです。

事実、琉リハも開校当初は4年制をとっていました。

しかし、夜間主に通う学生の多くは、進学に関する費用について少しでも親の負担を軽減したいと考える低所得世帯の学生、または社会人です。中には家庭を持つ者も少なくありません。

自分のためだけに使える時間や資金というものは、刻一刻と減っていくもの。「時は金なり」とはよく言ったもので、前述のような人々にとって1年という年月は、まさに「金」なのです。

  

 学校に費やす時間が1年減るだけで、そこに費やす資金も節約できる。そして、資格を取得し1年早く社会に出れば、そこで得る対価は増える。

ここで述べる対価とは、給与だけではありません。経験やスキル、ポテンシャルが人間の価値をはかる時代、たった1年、されど1年、その差は様々な面で本人が思うより大きいものになるでしょう。

 

その他にも夜間1年間で福祉のスペシャリストを育成する社会福祉学科の他、沖縄の美しい海をリハビリテーションのフィールドとする海洋リハビリテーション、様々な特性をもつ子どもたちに対応するための医療知識を有した保育士を育成するこどもリハビリテーション学科の開設など、琉球リハビリテーション学院は世の中の変化に合わせどんどん進化してきました。

 

そして、琉リハの一番の特徴は、なんといっても「実学」。

実際に見て、考えて、行動することを教育理念としており、座学で得る「知識」とは別に「経験」を習得することこそが重要だと考えています。

どの専門学校でも、学びの内容に大差はないでしょうが、琉リハが「実学の学び舎」と自負するのは、もちろん理由があります。それは、関連施設との連携による、圧倒的な実習量です。

琉リハの学生は実習になると、キラキラの笑顔で取り組んでくれています!!

実習で失敗を経験し、実践でその経験を活かして、現場で積極的に関わっていけます!!

 

琉リハは、豊かな自然の恵みに包まれた沖縄の田舎にあり、一見しただけでは専門学校とは思えないほどの広大な敷地を有しています。

その中で、就労支援事業所や、ホースセラピーを用いた発達支援事業所、地域自治体と提携した子どもの居場所作りプロジェクトなどの関連事業を行なっており、それらはすべて、生徒たちの実習の場となっているのです。

さらに、スポーツ整形クリニックや認定こども園、マリンアクティビティを取り入れた児童発達支援センターなど、様々な関連施設と連携した講義を実施することにより、生徒たちへ、従来のリハビリテーションの枠にとらわれない卒業後のビジョンを提案しています。

 

通常、福祉や医療を学ぶ養成校では、臨床の現場で行う実習があります。

実習の前には、もちろん綿密なオリエンテーションや実技演習、これまでの座学の復習が行われますが、いざ実習が始まると、想像以上の日々の目まぐるしさや膨大な課題に追われると同時に、思い描いていた理想像と臨床の現場とのギャップにリアリティ・ショックを起こす学生も少なくありません。

 

しかし、琉リハの生徒には、それがほとんどありません。

それは、常に「臨床」が共にあり、近い未来に自らが身を置くことになるだろう医療福祉の現場を日々目の当たりにし、未来の自分の姿を日常の学生生活の中に見ることが出来るからでしょう。

 

さらに、先ほどお話ししたように、琉リハは個性豊かな様々な学科を有しています。そして、時に学科の垣根を超えた交流授業を行うことで、他職種の特徴や個性、関わり方などを知り、自然に「チーム医療」やこれからの医療の在り方を担う「地域包括ケアシステム」の意識を生徒たちに根付かせていきます。

 

これこそが、琉リハの「実学」なのです。

 

現代はSNSの急速な普及により、地球規模で超高度情報化社会を迎えています。ITAIも加速的に日常生活の一部となり、世界が激しく変容していく中、偏差値や学歴は一過性のものに過ぎないのかもしれません。

考える力、決断力、行動力、想像力、忍耐力、発信力、コミュニケーション力。人生を生き抜くには、多くの力が必要です。

琉リハはそれらすべてを、在学中の様々な学びや経験を通して取得し、社会人として、そして医療人して、どんな場面でもより即戦力・実戦力となる能力を携えた人材を育成しています。

 

     

 

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