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2020.05.11 (月) コラム

「趣味」と「仕事」のバランス

「趣味」と「仕事」のバランス

学校や職場などで、きっと誰もが関わったことがある、いわゆる「事務の人」。
それが私たちです。
今回はそんな事務のお仕事について、私の独断と偏見からお話ししたいと思います!

突然ですが、皆さんは「趣味は何ですか?」と聞かれて、すぐに答えることができますか?
4人に1人が無趣味といわれる時代、即答できる人はそう多くないのではないでしょうか。

趣味と一言にいってもその幅は広く、一般的なものとしてはスポーツ・読書・音楽・旅行・料理や、最近話題のeスポーツなどが挙げられますが、趣味は広義に解釈すれば、ただの「好きなこと」です。
例えば漫画を読むこと、テレビを観ること、美味しいものを食べること、カメラを持って出かけること、ゲームやネットサーフィンを楽しむことも立派な趣味だといえます。

 

もちろん部活などもそれに当てはまります。

実際、琉リハの学生は、高校時代は野球・サッカー・バスケット・バレー・テニスなど、スポーツ系の部活に熱心に打ち込んでいたという学生がほとんどです。

プレイヤーだけではなく、マネージャーや観戦する側だったとしても、そのスポーツが好きだということに変わりはありません。

しかし、小さい頃は好きだったことも大人になるにつれて興味を失ってしまったり、社会環境や人間関係によって「好き」を押し込めざるを得ないという場合もあります。

そういったことも、趣味を聞かれても答えることが出来ない人が増えているという原因のひとつになっているのではないでしょうか。

さて、話を戻して、事務のお仕事についてお話しましょう。
事務のお仕事は、様々な書類の作成や管理、証明書の発行、奨学金の手続き、イベントの運営、入試の対応、

学生や来客の対応、時には学校の広報活動など、実に多岐にわたります。
基本的な情報処理能力があれば大体の業務はこなせるため、いわゆる技術職ではないことから、不本意ながら事務員は

「夢や好きなことを形にすることが出来なかった人」と評されることが少なくありません。
しかし、はたして本当にそうでしょうか。

 

実際、今の仕事をしてみて感じることは、自分が思っていたよりもずっと幅広い知識やスキルが求められるということ。
そして何より、自分の「好きなこと」こそが、それに繋がることもあるということです。

琉リハの雰囲気や学生たちの様子を伝えたくて撮った写真を学院SNSに掲載したら、それを見て褒めてくださった方がいます。

進学相談会の会場で、高校生が持っていたキャラクターグッズの話題で盛り上がり、それをきっかけにオープンキャンパスまで来ていただいたこともあります。
その他にも、ごく普通に好きでやっていたことが、この仕事をする上での糧となっていると感じることがたくさんあります。

事務のお仕事は、確かに「夢や好きなことを形に出来ている」とは言えないかもしれませんが、「好きなこと」は好きなことのまま、視点を変えてスキルの一つとして役立てることの出来る、とても素敵なお仕事だと思っています。

大人になってからのほうが人生は長いんだし、開き直って「いくつになっても好きなものは好き」を貫いたほうが幾分か素敵です!
難しいことかもしれませんが、ベストなバランスを模索しながら趣味も仕事も楽しんでいきたいものですね♪

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